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相続争いで家族関係が断絶…将来への不安を遺言で解決したケース

登場人物

相談者

Aさん(長男・未婚・子供なし)

被相続人

Aさんの父(故人)

相続人

長女(Aさんの姉)、長男(Aさん)、二男(Aさんの弟)

相談内容

Aさんは、父親の相続手続きを紆余曲折ありながらもなんとか完了させたものの、その過程で姉(長女)との関係が完全に断絶してしまいました。
「父の相続では本当に大変な思いをしました。姉との関係も修復不可能な状態になってしまい…」と、当時の辛い経験を振り返るAさん。

Aさんは未婚で子供もおらず、将来自分の相続が発生した際のことを考えると不安でたまりませんでした。
「私が亡くなったとき、弟に迷惑をかけるのではないか」「父から苦労してやっと相続した先祖伝来の不動産を、関係が断絶した姉や姉の家族に渡したくない」という強い思いを抱いていました。
一方で、自分の預貯金については「そうは言っても実の姉。少しは相続させても良い」と考えていらっしゃいました。

父の相続での争いを経験したからこそ、将来同じような問題を弟に押し付けたくないと、C-first相続相談窓口にご相談に来られました。

当事務所のアドバイス

Aさんのような状況では、公正証書遺言の作成が有力な選択肢の一つです。

1.公正証書遺言で意思を明確に

相続争いを経験されたからこそ、ご自身の意思を法的に確実な形で残すことの重要性をご理解いただけました。

公正証書遺言なら、

・家庭裁判所での検認手続きが不要

・公証役場に原本が保管されるため、偽造や隠匿のリスクがない

・公証人が内容を確認するため、後々の争いを防げる

・相続手続の実務(名義変更や解約など)をスムーズに執るとこができる

等、遺された方へのメリットが非常に大きいです。

他方、作成時には証人2名の立会いと公証人手数料等の費用が生じる点に留意が必要です。

2.予備的遺言の活用

Aさんの場合、弟(二男)が先に亡くなる可能性も考慮し、予備的遺言を盛り込むことをご提案しました。
これにより、想定外の状況が発生しても、Aさんの意思に沿った財産承継が可能になります。

3.遺言執行者の指定

将来の相続発生時には、関係者全員が高齢化している可能性が高いため、専門家を遺言執行者に指定することで、スムーズな手続きの完了を確保できます。
この度は、当事務所を指定いただきました。
別途遺言執行の報酬は発生しますが、原則、換価処分した遺産からお支払いいただきますので、ご家族の方に過度な負担が発生することはありません。

提案したメニュー

遺言コンサルティングサポート

財産調査・想定される相続人調査・不動産調査など各種調査から遺言案文の作成、公証人との事前協議・日程調整、必要書類収集、証人2名の手配、そして公証役場への同行まで――遺言書作成に必要な工程をワンストップで支援する当事務所の総合サービスです。
さらに、作成後のご相談は無料で承っております。

このメニューを提案した理由
不動産の確実な承継:
先祖伝来の不動産を弟へ確実に承継させたいというAさんの強いご希望を、公正証書遺言で確実に実現できる。
弟への負担軽減:
相続発生後の遺言執行(不動産の名義変更や預貯金の解約・分配等)を当事務所で全て完結できるため、弟が手続きに煩わされずに済む。

また、遺言執行の手続きに姉を関与させる必要がないため、家族関係の緊張緩和にも役立つ。
長期的な安心感:
遺言を作成するだけでなく、気軽に相談できる体制があるからこそ、将来の環境変化(介護・税制改正など)に柔軟に備えられる。

Aさんには、こうしたトータルサポートで将来の不安を丸ごと解消できる点をご評価いただき、正式にご依頼いただきました。

まとめ

当事務所にてサポートをさせていただき、Aさんは無事に公正証書遺言を作成されました。

今回のケースでは、以下のポイントが重要でした。

・過去の経験を活かした備え
相続争いの当事者だったからこそ、事前の備えの重要性を理解し、早めの対策を講じることができました
・複雑な感情への配慮
家族関係が断絶した中でも、血縁に対する最低限の配慮を残しつつ、自分の意思を明確に表現できました
・将来への不安解消
予備的遺言条項や遺言執行者の指定により、様々な状況に対応できる、より確実な遺言を作成できました

同じ状況の方へひとこと

相続争いは、一度経験すると心に深い傷を残します。
しかし、その経験こそが、将来への備えの重要性を教えてくれるものでもあります。

「遺言は争いを回避する有効な手段」とご存知ながらも、いざ相談に、となるとなかなかにハードルが高いことです。
しかしながら、相続対策に「まだ先に」ということはありません。
早めの対策で、ご自身もご家族も穏やかで安心した毎日を過ごしましょう。

相続争いの経験がおありの方、将来の相続に不安をお持ちの方は、ぜひ一度C-first相続相談窓口にご相談ください。
あなたのお考えやご希望、状況に寄り添い、最適な解決策をご提案いたします。

この記事を担当した専門家

司法書士法人C-first

司法書士

江邉 慶子

保有資格

司法書士 相続アドバイザー 2級FP技能士 行政書士 宅建士

専門分野

相続 遺言 生前対策 家族信託

経歴

大学卒業後、不動産会社に勤務。自身の祖父の相続経験から「相続争いになる人を減らしたい」という想いがあり司法書士試験にチャレンジし、合格。平成27年7月から「司法書士法人C-first」に入所。入所時から相続を担当し、相談件数400件以上。セミナー講師も務め、生前対策の大切さを伝える。


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